近年、子供の学力低下が叫ばれる中、中学受験の受験者が増加しています。
小学生高学年のお子さんがいるご両親の中には、わが子の受験や将来について話をされ始めた方もいるのではないでしょうか。
近年、連日のように進学塾の学力テストのコマーシャルをテレビで見かけるようになりました。学力低下が叫ばれる中、中学受験の受験者が増加しているという話もよく聞きます。
ご家族やお子さん、またお母さん同士で、塾やお稽古ごとなどの話題をされているのでは、と思います。
お宅では今、どんな話をされていますか?受験や学校の選択について、どのようなお考えをお持ちでしょうか?
「具体的にどうしたらいいかわからない」「うちはまだまだこれからなので、まだ何も」などとお考えの方も少なくないと思います。
親としては、いろいろなことを毎日学び、元気に育ちつつあるわが子を見て、将来のことを考えずにはいられません。
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しかし現在の教育制度では、お子さんの行く手には「高校受験」「大学受験」などのような大きな試練が待ち構えています。
最近では、その前の「中学受験」というハードルも一般的になってきました。
ここ数年、中学を受験する生徒の数が増えてきているのですが、まずはじめに「中学受験」はお子さんにとってどういうメリットがあるのか、よく考えなくてはなりません。
一般的には、「難関大学への進学に有利」が一番のメリットです。次に「授業の質が高い」「よい友達が得られる」などかあげられます。さらに「中高一貫校が多いので、勉強が集中してできる」「大学の受験勉強に専念しやすい」ということもあります。
一方デメリットとしては、「受験勉強が大変」「遊ぶ時間が少なくなる」のほか、中学が自宅から離れている場合は「通学に時間がかかる」「塾に通うことが大変」などがあります。
さらに親御さんにとっては、「授業料が高い」「塾の費用がかかる」「塾への送り迎え」など、金銭面や生活面で負担が発生します。
このほかにも、勉強の進め方や気持ちの持ち方など、さまざまなことを考えていく必要があります。