塾の授業で見るべき点は、問題練習のやり方です

塾で授業を受けたらそれで終わり、というわけではありません。授業で教わったことを自分のモノにする段階、つまり「必要な情報をつかむ段階」へ進まなくてはなりません。

 

情報をつかむための方法は、「意味の理解」と「問題の練習」です。

 

「意味の理解」というのは、問題練習を、前のノートを確認したり何かを調べたりして自分なりに理解・納得する、ということです。

 

「問題の練習」というのは、問題の練習をすることで理解を深め、さらに繰り返しやることの意味を理解します。決して丸暗記の手段やただの動作になってはいけません。

 

全体としては授業は、問題の解説→練習→意味を理解→反復→完全に理解、という流れになります。

 

ただし、問題練習の段階でアクシデントが発生することがあります。それは、「わかったつもり(誤解)」と「やる気のダウン」です。

 

「わかったつもり」になる主な原因は、学習に対する考え方です。

 

小学生の場合は低学年の頃から、正解すれば誉められますが、間違えると同じ問題を反復させられます。

 

問題練習を継続していった結果として、子供が意味が理解できれば問題はありません。しかし時々、結果が正解なら途中はどうでもいい、暗記すればいい、と考えてしまうことがあります。

 

子供自身にそういうつもりがなくても結果としてそうなってしまう、つまり、偏差値や点数に一喜一憂する人が実は多いのです。

 

次のステップに意味を持たせるためには、正解をあせって出すよりも、わからないことは「わからない」と子供に言わせることです。

 

難易度が高い問題を、わからないと言っていた子が解くときは、とても時間がかかります。しかし、非常にその時間は大切で、子供にとって必要な時間です。

 

粘り強く考えさせる時間を惜しんでしまうと、望んでいる実力や理解度には結果として、手が届かなくなってしまいます。

 

粘り強い、しつこい、あきらめない、というのが、中学受験に成功するタイプと言われています。

 

そこで問題練習をするときは、子供が質問に答えられる余地や、もう一度説明したり解かせたりして、考え方を確認することが必要です。子供とって、意味の理解をうながすことで満足感を得られることが、最も大事なことなのです。

 

このように、授業での問題練習の進め方からも塾の選び方を考えなくてはなりません。

page top