子供のコーチ役に徹する

自分の子供の成績がよくないとき、ほとんどの親は、本人の学力が足りないと考えます。そして、勉強ができる子供は自ら進んで勉強している、と思っている人は少なくありません。

 

小学生の中には、実際に自分で計画を立てて勉強する子供もいますが、そのような小学生はごくまれです。

 

また、勉強ができるといわれている子供にも、それなりの悩みはあります。それは、自分の下の子、つまり弟や妹が勉強しない、ということです。自分は進んで勉強をしているが、下の子は全然勉強しない、と悩んでいるのです。

 

その一方、時々、上の子も下の子も勉強ができて成績優秀、というパターンもあります。そしてそういう家庭の両親に限って、「子供が自分から進んで勉強していることはない」といいます。

 

この違いはどこからくるのでしょうか?

 

一番の原因は、両親の子供への対応の仕方です。

 

大勢の子供がいて、みんな能力にはそれほど差がないのに成績は全然違う、という場合、成績がよい子供の家庭は、親が子供の「名コーチ」の役割を果たしていることが多いのです。

 

成績のよい子供の親は、結果よりも過程を大切にしています。よい結果を出すためには正しい過程が必要なことを、その親はよくわかっているのですそして、できなかったところや間違えたところもよく見ます。

 

・ちゃんと文字は書けているか
・正しい姿勢でいるか
・鉛筆の使い方はどうか
・目はどこを見ているか
・気を抜いていないか

 

など、子供のそばにいてよく見ていることで、子供の調子の具合がわかるようになります。つまり、スポーツで名コーチといわれている人が、指導する選手の調子や様子を見て、昨日の流れから今日の練習のメニューを考えるのと、全く同じ動きをしているのです。

 

子供と一緒に受験のときまで成長していくことが、子供にとって一番効果のある方法なのです。

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